【浜松市】一人暮らしの高齢者のお葬儀や納骨、お墓について基礎知識を解説

高齢化社会の日本では、高齢者の孤独死によるお葬儀や納骨、お墓に関するトラブルが後を絶ちません。一人暮らしで身寄りがいない高齢者が亡くなったとき、お葬儀・遺骨・お墓などの手続きは自治体が行います。

一般的なお葬儀とは異なり火葬のみを執り行い、身内など引き取り手のない遺骨は、遺品と共に自治体で一時保管し、その後無縁墓地に納骨されます。今回は、一人暮らしの高齢者が孤独死したときのお葬儀・遺骨・お墓にまつわるお話と、遺品・相続問題についてご紹介します。

一人暮らしの高齢者のお葬儀・納骨・お墓

身寄りのない高齢者が孤独死した場合のお葬儀や納骨、お墓については次のとおりです。

身寄りのない一人暮らしの高齢者が孤独死してしまった場合、祭壇を用意し読経を行うといった一般的なお葬儀ではなく、火葬のみが行われます。

孤独死が発見されるタイミングは死後かなりの時間が経過し、においなどが原因で発覚することがほとんどです。そのため、衛生上の問題からすぐに火葬されるというケースが少なくありません。

火葬にかかる費用には部屋にある金品などをあてますが、足りない分は自治体が負担します。

火葬後の遺骨は、親族や身寄りがいる場合はその方々へ渡されますが、身寄りがない、または身元不明の場合は自治体が遺品とともに一時保管してくれます。自治体により違いはありますが、保管期間は5年程度が一般的です。

一時保管の期間が過ぎても引き取り手が現れない遺骨は、自治体の無縁墓地に納骨されます。

浜松市にある「華厳の会」は、身寄りのない、または子供に迷惑をかけたくないという高齢者のために、亡くなられたあとの葬送・納骨支援を行っております。浜松市北区に共同墓地もあり、宗教関係なくご利用いただけます。

浜松市周辺で一人暮らしをしている高齢者の方で、終活についてお悩みなら、一度お声がけください。

一般的に、遺品の整理は遺族がするものですが、身寄りのない一人暮らしの高齢者が亡くなった場合は、住んでいる賃貸物件の管理人や大家さんが遺品の整理を行います。

遺品は自治体に一定期間保管され、保管期間が過ぎたあとに処分されます。

遺産を相続する人がいない、または見つからない場合は、相続財産は民法上「法人」となり、家庭裁判所から相続財産管理人が選任されます。

相続財産管理人は公告によって相続人・相続債権者を探しますが、一定期間を経ても見つからない場合、財産はすべて国に帰属することとなります。

相続財産管理人には、地域の弁護士が選任されることがほとんどです。

浜松市の高齢者生活支援事業所・華厳の会では、弁護士による金銭預託契約・金銭管理契約や推定相続人調査、後継人制度など、終活に関するサポートを行っております。

財産を託す家族がいない、探したいなどといったお悩みがありましたら、一度ご相談ください。

一人暮らしの高齢者が孤独死してしまった場合、基本的にはすぐに火葬され、無縁墓地に納骨されることになります。身元が分かっても引受人がいないという場合にも、同じ扱いです。一人暮らしの高齢者が亡くなった場合、遺品の整理は、物件の管理会社や大家さんが行うことになります。

そんな孤独死を避けるためには、事前に終活支援サービスなどを活用し、準備をするのがおすすめです。浜松市を中心に高齢者の終活支援を行っている華厳の会にぜひご相談ください。お墓をお持ちでない方は浜松市浜北区にある「華厳の会共同墓地」をご利用いただけます。